【親の未納税3】「親の戸籍附票」「戸籍謄本(除籍)」を取り寄せる書面を郵送

前回の記事で、裁判所に送る書類を役所で用意する必要があることをお伝えした。この記事では、役所へ「親の戸籍附票」「戸籍謄本(除籍)」を取り寄せるための書類を郵送したことについてお伝えしたい。

「親の戸籍附票」「戸籍謄本(除籍)」を取り寄せるためには、定額小為替(ゆうちょ)、収入印紙(郵便)が必要。そのため直接、郵便局 & ゆうちょ銀行に行くことになる。

役所へ郵送した物

役所へ郵送した内容は以下。

  • 戸籍証明等交付請求書(郵送用)
  • 免許書のコピー
  • 返信用封筒(切手を貼り付けて)
  • 定額小為替 \750

定額小為替とは、取り寄せる書類の料金のこと。例えば、住民票を取得するも料金がかかる。それと同じものだ。

定額小為替の内訳

定額小為替 \750 の内訳は以下のとおり。

  • 親の戸籍附票 – \300
  • 親の戸籍謄本 – \450

なぜ現金ではなく、定額小為替で送る理由はわからないが、聞いた話によると「現金で送ると、余計にお金がかかる(私側に)」ということだそうだ。ちなみに、内訳の金額はその人の状況によって変動するとのこと。

私は結婚していないので「親の戸籍謄本」一枚だけ。ただし、結婚している人は親の戸籍から外れているはずなので、更に「自分の戸籍謄本」も別途必要になってくるそうだ。ぜひ確認してみてほしい。

また、郵便局に、ゆうちょ銀行が隣接しているのであれば、裁判所へ送るための「収入印紙」も一緒に購入しておこう。そうすれば手間を省くことができる。収入印紙は、裁判所側の手続手数料のようなもので、私の場合は \800だった。

※手数料は人によって変動する可能性があるため、管轄の裁判所に確認を。

書面を郵送したら、役所から書類が届くのを待つ

「相続放棄に必要な書類」を取り寄せるための書面は役所へ郵送した。あとは役所から「相続放棄に必要な書類」が届くのを待つだけだ。そのあとは裁判所へ、その書類を送る準備をすることになる。

次>>【親の未納税4】「戸籍附票 」「 戸籍謄本(除籍)」到着。次は裁判所あてに書類を郵送

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