大のおとなが、夢中になって遊んでしまう本格キックボード「JD RAZOR MS-138」。
商品の仕様や、実際に使ってみた感想をお伝えします。
・ブレーキ
・フロントブレーキ
自転車の様にレバーを握るとブレーキがかかります。フェンダー部が直接タイヤに当たって、停止するという構造です。
雨の日や、タイヤ & フェンダー が濡れていると極端に効きが悪くなります。あくまでも補助的なものと考えたほうが良さそうです。
・ブレーキレバー
フロントブレーキのレバーはデフォルトでは水平についています。握りやすい角度に調整することも可能です。
・リアブレーキ
リアブレーキは、フェンダー部分を足で直接踏んでブレーキを掛けます。これもフロントブレーキ同様に濡れていると効きが悪くなります。
基本的にキックボードではスピードを出さないようにしましょう。いつでも止まれる速度で走行して下さい。
・タイヤ
JD RAZOR MS-138は「米式バルブ」。ちなみにママチャリのバルブは「英式バルブ」です。米式バルブの場合は専用の空気入れが必要です。
↓のような形状の空気入れを選べば問題ありません。
・タイヤ空気圧の指定について
「JD RAZOR MS-138 」はタイヤ空気圧の指定があります。前後のタイヤ共に、空気圧を 4.5Bar(バール)にして使用して下さい。
・「米式 & 英式」対応空気入れ
例えば↓の空気入れであれば、「米式 & 英式」の両方のバルブに対応しているので安心です。
※エアータイヤのデメリット
エアータイヤは自転車のように滑らかな乗り心地ですが、デメリットもあります。
- パンクした時は部品を取り寄せて修理する必要がある。
- 空気が抜けやすいので、1週間おきに空気を入れる必要がある。
- 米式バルブなので専用の空気入れを別途購入する必要がある。
多少メンテナンスが必要なので、検討時のご参考までに。
・スタンド
JD RAZOR MS-138 にはスタンドが付いていますが、自転車のスタンドのように丈夫なものではありません。安定性はイマイチなので、オマケ程度と考えたほうがいいかもしれません。
・ハンドル
▼高さ調整が可能です。
▼ハンドルを最大まで上げた状態
・乗車イメージ動画

・ハンドル解体
▼ハンドルは解体可能です。
解体するのは面倒ですが、狭い場所では重宝しそうです。
・折りたたみ部分のガタツキ
▼折りたたみ部分に多少ガタツキがあります。
余談ですが、道路に空いていた小さな穴に乗り上げた際に、ガタツキが原因で転びました。
幸い周りに人はいなかったので自分が痛い目にあっただけで済みましたが、スピードの出しすぎには注意しましょう。
・重さ
JDのサイトに公表されている重さは 5.3kg ですが、体感はもう少し重く感じました。
電車では折りたたんで袋に入れて持ち運ぶ必要があるため、この重さは大変だと思います。
JR東日本 – 旅客営業規則
第308条
旅客は、第309条に規定する以外の携帯できる物品であって、列車の状況により、運輸上支障を生ずるおそれがないと認められるときに限り、3辺の最大の和が、250センチメートル以内のもので、その重量が30キログラム以内のものを無料で車内に2個まで持ち込むことができる。ただし、長さ2メートルを超える物品は車内に持ち込むことができない。
2
旅客は、前項に規定する制限内であっても、自転車及びサーフボードについては、次の各号の1に該当する場合に限り、無料で車内に持ち込むことができる。
- 自転車にあっては、解体して専用の袋に収納したもの又は折りたたみ式自転車であって、折りたたんで専用の袋に収納したもの
- サーフボードにあっては、専用の袋に収納したもの
参考 JD Razor MS-138 前後アルミホイール付 エアタイヤ
・速度
個人差があると思いますが、男性であれば 15km/h ~ 20km/h は出せると思います。
体感スピードは、思っているより速かったです。
また、下り坂では速度が出やすいため降りましょう。
・JD RAZOR MS-138 は本格キックボード
巷には3000円ぐらいで売られている子供用キックボードもありますが、それとは全くの別物です。
エアータイヤなので、乗り心地はとても滑らかで「気持ち良い」と感じました。大人も大満足なキックボードだと思います。
家から、500mほどのコンビニへ「JD RAZOR MS-138」で行ってみましたが移動がとても楽でした。ただ、周りの人の目は気になりましたが…。
個人的にはいい買い物ができたと思います。