
月はいつでも美しい。スーパームーンなども話題になるが、やはり月といえば「十五夜」ではないか。しかし、月見は十五夜だけではなかった。「十三夜」というものがある。
十三夜とは
十五夜は中国から伝わったもので、十三夜は日本固有のもの。十五夜と同じく毎年日にちが異なる。
十三夜の日にち(2017~2036年)
2017年11月1日(水) | 2027年10月12日(火) |
2018年10月21日(日) | 2028年10月30日(月) |
2019年10月11日(金) | 2029年10月20日(土) |
2020年10月29日(木) | 2030年10月9日(水) |
2021年10月18日(月) | 2031年10月28日(火) |
2022年10月8日(土) | 2032年10月16日(土) |
2023年10月27日(金) | 2033年10月5日(水) |
2024年10月15日(火) | 2034年10月24日(火) |
2025年11月2日(日) | 2035年10月13日(土) |
2026年10月23日(金) | 2036年10月31日(金) |
「栗名月」「豆名月」
十五夜だけお月見することを「片月見」といい、縁起がよくないと言われている。また、十三夜は栗や大豆をお供えすることから「栗名月」や「豆名月」とも呼ばれているそうだ。
栗で楽しむ!
縁起がよくないと言われると、気になるのが人情。十五夜を「月餅(げっぺい:月に見立てた丸く平たい中国菓子の一種)」で楽しんだ私は、十三夜を「栗」で楽しむことにした。


これは十三夜パワーなのだろうか……普段、俳句とは無縁の私だが、月をみていたら一句詠みたくなった。
「秋の宵 月みて栗食べ 栗頭」
味わい深い十三夜を楽しんでほしい。
▼栗といえば栗頭
ちなみに、栗といえばアニメ「Dr.スランプ」に登場する「栗頭大五郎先生」ではないだろうか。

栗頭大五郎(くりがしら だいごろう)
アラレたちが入学した高学園(アニメ第1作では中学園兼任、第2作では中学園のみ)に赴任し、担任となった先生。その名の通り、栗のような形の大きな頭を持ち、顔の幅は約1メートル、重さは150キログラムもある。そのため、手が頭の上に届かず頭の重さでまったく泳げない。学生時代はサッカーのゴールキーパーを務め、巨大な頭で「鉄壁」を誇った。「愛こそが全て」が教育方針で、得意技は「愛の頭突き」。性格は基本的に真面目で教育熱心である。
こうして比べてみると “クリソツ” である。


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▼十三夜にいただいたのは、天津甘栗「楽笑栗」だ。むきやすくて美味しかったぞ!
