私はぶっちぎりでチキンタツタ派だ。しかし、マクドナルドの看板メニューは「ハンバーガー」だと思っている。
それが先日、ハンバーガーの存亡を揺るがす衝撃的な出来事に遭遇した。なんと! ハンバーガーを知らない女子高生が現れたのだ。
先に断っておくが、けっして女子高生をからかっているのではない。ただハンバーガーが不憫でならなかった。何か私に出来ることはないかと考え、筆をとった次第である。
ハンバーガーあるの知らなかった
女子高生A「何食べてるの?」
女子高生B「ハンバーガー」
A「ハンバーガーって何?」
B「……」
A「ハンバーガーって何入ってるの?」
B「え……ハンバーグと、パンと…………あとなんかハンバーガーっぽいものだよ」
A「ふ~ん、普通のハンバーガーあるの知らなかった」
その時、私は偶然にもハンバーガーを食べていたのだが、妙に気まずくなり早々に完食した。
知らないのも無理はない
1971年、日本マクドナルドは第1号店を銀座にオープンした。それから48年もの間、ハンバーガーは日本人の胃袋を満たし続けてきた。にもかかわらず女子高生に認知されていないという現実に、なんとも言えず寂しい気持ちになった。
しかし、女子高生がハンバーガーを知らなかったのは無理もない。なぜなら店頭でメニューを見上げた時、ハンバーガーが見当たらないからだ。また、カウンターの上にあるメニューでも、ハンバーガーは片隅でひっそりとしているため見つけにくい。
ハンバーガーよ、立ち上がれ!
今からでも遅くはない! ここは原点に立ち返り、ハンバーガーキャンペーンを実施するというのはどうだろう。値下げをするのではない。変わり種を出すのでもない。ただひたすら「マクドナルドに、ハンバーガーあり!」と、全国民に向けて発信してほしい。

2021年には50周年を迎える日本マクドナルド。ハンバーガーには、これからもマクドナルドを代表するメニューとして輝き続けてほしい。
関連リンク:日本マクドナルド