知らなきゃ損する! ブログが「しんどい」と感じる3つの理由

ブログを書くのがしんどい。どうすれば書くことが楽になるの? 

僕も一時期ブログを書くことがしんどかった。「根性が足りてないから?」と思うこともあった。ただ僕の場合は技術的なことが原因でしんどくなってただけだったよ。

貴方が「しんどい」と感じるのは根性論の問題ではないです。中には「意識が低いから」という人もいますがそれは違います。精神論ではなく、技術面をクリアすることが「ブログしんどい」を解決する突破口になるかもしれません。

ブログがしんどいと感じる本当の原因は3つ

なぜブログを書くことが「しんどい」と感じてしまうのか? 過去の経験からその原因が3つ浮上しました。

  1. 毎日アップしようとしてるから
  2. 文章の型を知らないから
  3. ネタ切れを起こしているから

正直、精神面の部分は貴方自身で解決してもらう以外に方法はないです。ですが技術的な部分なら解決のヒントを伝えることはできます。

①毎日更新だけが正義ではない

ブログの「毎日更新」はしんどくなるリスクになります。調子がいいときは文章が書けるんですが、そのうち書けなくなります。それまで毎日更新していたのでプレッシャーになり、次第に更新することだけが目的になります。すると記事の質が落ちます。ボリュームも内容もいま一つになり、モチベーションまで下がります。

これを解決する方法は「いったんブログの更新をやめる」ことです。新聞記者や職業ライターなら話は別ですが、あくまでも貴方は個人ブロガー。自分を追い詰める必要はないです。自分が楽なペースで記事を書きましょう。読者が求めていることは「更新記録」ではなく「質の高い情報」です。

質の基準は人それぞれだと思いますが、ある程度は文章量と比例します。詳しく説明しようとすると自然と文章量が増えます。読者に正確な情報を伝えるには情景なども細かく描写する必要があります。細かい部分にこだわると、むしろ毎日更新するほうが難しいです。

②文章の型を知ってますか?

「文章の型」を知っていますか? 知らないとブログを書くことがしんどくなります。僕は文章を書くことが苦手です。文章の型を使うことでそれなりのボリュームで記事を書けています。一段落を1つのパーツに見立てて、複数段落を枠に当てはめるようなイメージです。模型を組み立てる感覚に近いかもしれません。

文章を感情のまま書く人もいますが、僕はそれだと支離滅裂で論理破綻した文章になってしまいます。型を使い理路整然と並べていくほうが書きやすい。色んな人のブログを読みますが、論理破綻している人も中にはいます。冒頭で言ってることと、結論で言っていることが繋がってないんですね。

また型を使うことで「好きなところ」から書けるようになります。文章は必ずしも冒頭から書く必要はないです。メインの部分から書いてもいいですし、結論から書いてもいいです。型があれば書く内容がブレにくくなります。ブレたとしても修正しやすいですね。仕事の休憩中にスマートフォンのメモ帳にササッと入力することもできるようになります。その気になればトイレでも書けます。

③ネタ切れ問題

「ネタ切れ」は毎日更新する人の末路です。情報のインプット量に対してアウトプット量のほうが多くなります。結果、ネタ切れを起こしブログがしんどくなります。それを防ぐためには新しいことにチャレンジするのが手っ取り早いです。ただ社会人はその時間をとるのも難しい。学生でも金欠ではキツイです。ネタを仕入れるのは時間とお金が必要ですからね。

「日々、感じた疑問」をメモするのがいいと思います。生きていれば、ふとした瞬間に疑問が湧きます。それを忘れないようにメモします。それがネタになります。疑問をメーカーや各関係機関に問い合わせれば記事にできます。もし答えが得られなくても「回答が得られない」という事実を記事にすればいいです。

人は「これってどうなんだろう?」と思いつつも、なぜか電話で問い合わせることはしません。最近何かを買いませんでしたか? その商品を使っている中で、ふと気になったことはないですか? そういった些細な疑問をメモし、電話で問い合わせ、記事にしましょう。

――ここだけの話、僕は過去に文化庁、警視庁、マクドナルド、製薬会社に電話取材をしたことがあります。それを記事にしました。するとPV数が結構増えました。誰もやらないことをするとPV数増加、収益増加に繋がることに気がつきました。

しんどいなら休むのがシンプルな処方箋

上述したことを簡単にまとめます。

  1. 毎日記事をアップしようとするとしんどくなる
  2. 文章の型をしらないと書くことがしんどくなる
  3. ネタ切れを起こすと書けなくなりしんどくなる

これらを解決するには、

  1. 毎日記事をアップすることにこだわらない
  2. 文章の型を覚えて文章を書きやすくする
  3. 日々の疑問をメモしてネタ切れを起こさせない

こういった努力は必要でしょう。とくに③は習慣化していないと大変かもしれないですね。

僕もブログを書くのがしんどくて、休止していた時期があります。たしか1年以上は書いていなかったです。PV数もブログ収益も激落ちしました。それでも辛くて放置していました。気持ちが楽になったきっかけは、僕は②で伝えた「文章の型」を覚えたことです。努力はしました。ただそれからはブログがしんどいと感じることはないです。

とはいえ、型を覚えたとしても「しんどさ」が消える保証はできません。そもそも貴方にブログがあっていないのかもしれないかからです。突き放すわけではないですが、どうしても、しんどい、と感じるようならブログをやめることも検討したほうがいいでしょう。病んでまで続けることはないです。

記事を外注化するのはどうですか?

いままで毎日アップしてい他人が突然やめるとなると、気持ちがモヤモヤするでしょう。だとしても記事の質を下げてまで書き続けるのはどうかと思います。妥協案として「記事の外注化」はどうでしょう? 

執筆依頼をすればブログ更新はできるでしょう。ただ依頼した相手によって納品される記事の質に差があるようですが。その辺は自分で何度が依頼してみて、技術的に信用できる人を見つけるしかないですね。

こういったサイトからブログ記事の外注ができます。

とはいえ……やはり毎日アップすることにはこだわらないでほしい。外注するのは貴方の自由。僕がとやかく言うことではないです。ただ、お金を使ってまで本当に毎日アップし続ける意味が本当にあるのか? いま一度考えてみてほしいです。

型を覚える × 楽に書ける=しんどくならない!

上述したように僕は「文章の型」を覚えてからブログを書くことが楽になりました。文章の型に関する記事を書いているので良かったら参考にしてみてください。

これは僕の完全オリジナルの考えではないです。『伝わる文章を書く技術 – 「型」にはめれば、必ず書ける!』を読んで知り得た知識を、僕なりに解釈 → 再構築して記事にしています。

この本には企画書・レポート・紹介文など、全7種類の文章の型が載っています。

  1. 企画書・提案書
  2. 報告書・連絡文・謝罪文
  3. 勧誘文
  4. レポート
  5. 紹介文・推薦文
  6. エッセイ・ブログ・日記
  7. 自己PR文・エントリーシート

これらすべてを活用する場面は少ないでしょう。ただこれだけ種類があれば、コラム、食レポ、商品レビュー、など様々なジャンルの記事に対応できるようになるはずです。ただし「読んだだけで何の努力もしない人」にはオススメしません。自分なりに試行錯誤できる人でなければ、この本を活かすことはできません。

もし気になるようであればレビューを書いているので参考にしてみてください。きっと貴方の「ブログしんどい」を解決する手助けになるはずです。