ブログが書けなくなりました。知人がブログを見るようになったからです。自分にとってブログは内面を記すための大切なツール。どうしたら、またブログが書けるようになりますか?
――このような悩みを抱えている人がいました。僕がブログを書いている理由は「読者の悩みに答えるため」です。
上述の質問の方と僕は、文章を書く目的が違います。しかし、ブログを書く理由は人それぞれです。どうすればこの方がまたブログを書けるようになるのか、僕なりに考えてみました。
①別のブログを立ち上げる
1つめの方法は「別のブログを立ち上げる」です。いまのブログは知人に見られる、ということなので、場所を変えればまた書けるようになるでしょう。とはいえ、せっかく育ててきたブログを捨てることになるので、辛い選択になると思います。
ですが、貴方がブログを書いている「本来の目的」を思い出してみてください。ご自身の内面を記す場所が無くなる方が、よほど辛いのではないでしょうか。
知人に「最近ブログ書いてないけど、どうしたの?」と聞かれることもあると思います。そのときは「ブログのパスワードを忘れてログインできなくなった」と伝えればいいでしょう。
②内面を記すことをやめる
2つめの方法は「自分の内面を記すことをやめる」です。回答としては本末転倒かもしれません。ただ、相手を変えることができないのであれば、自分の習慣を変えるほうが楽かもしれません。
「ブログを見ないでほしい」と伝えるのが一番手っ取り早いと思いますが、それでは相手との関係性が悪くなることが考えられます。これも辛いとは思いますが、選択の一つとして検討してみてください。
③ブログを書くことをやめる
3つめは「ブログを書くことをやめる」です。おそらく貴方に、この考えはないと思います。ただ、選択肢の一つとして提案だけしておきます。僕自身、これだけは実行しないでもらいたい。せっかく続けてきたブログをやめるのが一番もったいないですからね。
仮にブログを書くことやめたとします。貴方のことなので、どこかのタイミングでまた文章を書き始めることでしょう。もう書くことが生活の一部になっていると思うので、やめることはできないかもしれません。
やめないにしても、一旦休憩するのはどうでしょう? 知人にブログを見られることに対して、一度じっくりと考える時間を作ったほうがいいかもしれませんね。
④ブログを書く目的を変える
4つめは「ブログを書く目的を変える」です。僕がブログを書いている理由は「検索ユーザー(読者)の悩みに応えるため」です。検索キーワードから読者の質問を想定し、それに対して回答をブログに書いています。
「自分の内面を記す=日記」に近いと思います。もし貴方に「多くの人に読まれるブログを書きたい」「ブログを書いて稼ぎたい」といった考えがあるなら、自分のためではなく、読者のためにブログを書いてみてください。
なぜ知人に見られることに抵抗を感じるのか?
僕からも一つ質問させてください。
――なぜ、知人にブログを見られることに抵抗を感じるのでしょうか?
僕は、読者の悩みに答えるブログを書いています。見られることが大前提のブログです。僕にとって、むしろ見られないことは死活問題です。また、検索ユーザーのほとんどは、誰かの日記、を求めていません。読者は「自分の悩みを解決する」ために検索しています。
貴方が僕に質問したのは「自分の悩みを解決したいから」ですよね? 貴方のような人の悩みを解決するのことが、ブロガーとしての僕の仕事です。上述したとおり、解決方法を4つ提案させてもらいました。根本解決にはならないかもしれませんが、参考になれば幸いです。
その他の質問と回答
――新ブログをまた知人に見られたくない。
そもそも、知人にブログの存在を教えてしまったことが見られるきっかけになったわけですよね? であれば、新たに立ち上げたブログの存在を教えなければいいだけです。
◇ ◇ ◇
――知人が「ブログを書け」としつこい。
知人がどんな方なのか僕はわかりませんが、そういった人とは距離を置いたほうがいいかもしれません。そもそも、書くことを強要すること自体、人としておかしいと思います。
おわりに:書くことをやめないで欲しい
上述した内容を簡単にまとめます。
- 別のブログを立ち上げる
- 内面を記すことをやめる
- ブログを書くことをやめる
- ブログを書く目的を変える
僕はブログを見られることに抵抗がありません。むしろ見てもらわないと困るくらいです。なので、貴方の悩みに対して的確な回答はできなかったかもしれません。ただ、これだけは言わせてください。
――ブログはやめないで欲しい。書き続けてください。
貴方のことなので、ブログをやめたら後悔すると思います。僕は一時期、ブログをやめたことがあります。誹謗中傷で精神的に参ってしまったからです。それでも、一時的に書かなかったことを後で後悔しました。
いまの場所で書くことが辛いのであれば……知人に見られることが辛いのであれば、新ブログを立ち上げることがベターだと思います。ネットの世界は容易に逃げることができます。無理して戦うことはありません。逃げるが勝ちです!