なぜ子供が乗るキックボードにハンドブレーキが必要なのか?

コラム

子供に人気のキックボード。Amazon、楽天市場、ヤフーショッピングなどを見ると、「子供のプレゼントとして購入しました」というレビューが投稿されています。

実際、自転車の代わりにキックボードで移動している小学生を見かけます。中には危ない乗り方をしている子も。

キックボードは思っているよりスピードが出ます。左右確認をせずに道路へ飛び出し、あわや接触事故……という場面を目にしたこともあります。

キックボードは後ろに付いてるフットブレーキ(泥除け)を踏んで止まりますが、緊急停止したいときとっさに踏めないこともあります。そんなときハンドブレーキがあると停止させやすいと感じます。

ですが「キックボードのハンドブレーキは不要」という意見があるのも事実。本当にキックボードにハンドブレーキは必要ないのでしょうか?

フットブレーキではとっさに対応できない

上述したとおりキックボードはフットブレーキを踏んで停止します。ただ両足が使えるわけではありません。片方は軸足として車体に乗っており、もう一方の脚で進行動作と停止動作を行います。

そのときの動きを説明すると、

  1. 地面を後ろに蹴り出して進む
  2. 脚を一度引き戻す
  3. フットブレーキを踏む

緊急停止のときは「2」の動作時にタイムラグを生み出してしまい、停止する時間を遅らせます。

ではハンドブレーキがある場合はどうでしょう。

  1. 地面を後ろに蹴り出して進む
  2. ブレーキを握って止まる

ブレーキを手で握るだけです。脚を引き戻す動作はありません。「止まりたい」と思ったときすぐに停止動作に入れます。

「フットブレーキは難しい」との声も

車も自転車もキックボードも、乗り物はいつも危険と隣り合わせです。自分がいくら安全運転を心がけていても、相手から事故を起こしてくる場合もあります。

そんな状況で、小さなお子さんがとっさにフットブレーキを踏んで止まるのは難しいと考えられます。ハンドブレーキを握るほうが停止しやすいでしょう。停止動作が遅れれば、事故のリスクも高まります。

楽天市場のレビューに以下のような投稿がありました。

(前略)4歳児には難しいかなと購入を迷いましたが、10分で乗れるようになり無用な心配でした。娘は100センチ17キロのガタイ良しですが、ハンドルを一番下にして丁度いいです。思った以上にスピードが出るので、前ブレーキつきで大正解でした!(後ろブレーキはかなり難しい)(後略)

引用:みんなのレビュー

スピードの出しすぎは大人だろうと子供だろうと「危険行為」です。キックボードの硬いタイヤは、ゴムタイヤよりも地面との摩擦抵抗が少ないためスピートが出やすくなります。

僕はハンドブレーキ付きのキックボードを所有していますが、ハンドブレーキがあるほうがスピードを調整しやすいです。スピードの出し過ぎを防ぐことにも繋がっています。

では実際にハンドブレーキ付きキックボードを購入した人は、どのような感想なのか? 以下、ご覧ください。

ハンドブレーキ付きを買った人の感想は?

娘のプレゼントに購入しました。キックボードは思っているよりスピードが出ます。なので前ブレーキが付いているものを購入して正解でした!

坂道が多い地域に住んでいるため前輪ブレーキが付いているものを探していました。前後にブレーキが付いているので安心です。

前ブレーキはけっこう強くかかるので前のめりになりそうです。かけ具合は調整したほうが良いですね。個人的には後ろのブレーキだけで十分だと思いました。

前ブレーキはあってもなくてもいいかなと。でもどうせなら付いていたほうが、いざというときに安心感はあります。ただしっかり握らないとあまり効かない感じでした。ちょっと慣れが必要かもしれません。

ハンドブレーキが付いていることで安心できる親御さんは多いようです。前後にブレーキがあることで安全性は高まります。

ちなみに……

あくまでもハンドブレーキは補助的なもの

「ブレーキの効きが悪い」
「ブレーキが握りにくい」

こういった意見もあります。ただ、自転車もスピードを出しすぎればブレーキの効きが悪くなります。

キックボードのハンドブレーキは、自転車のブレーキに比べれば簡易的なもの。あくまでも補助と考えたほうがいいでしょう。ブレーキ付きとはいえ100%安全を保証するものではありません。

安全に止まれるスピードで走行することを、お子さんにしっかり伝える必要があります。また小さなお子さんが乗るのであれば、もちろん目を離さないことも重要ですね。

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